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盗難まで補償される自動車保険の入り方と保険料はどれぐらい上がるか?

盗難
執筆者
佐藤 元宣 ファイナンシャルプランナー:佐藤 元宣

自動車保険に加入することによって、自動車が盗難されてしまった場合に、加入している保険会社より補償を受けることができますが、ただ、自動車保険に加入していれば良いといったわけではありません。

具体的に、盗難まで補償される自動車保険に加入するためには、任意加入にあたる「車両保険」に加入することに加え、「盗難が補償される補償内容」である必要があります。

自動車の盗難に対する不安や需要は、個人差のある部分だと思いますが、本記事では、警察庁や日本損害保険協会が公開している自動車盗難にかかる統計データを紹介しながら、盗難まで補償される自動車保険の入り方と保険料はどれぐらい上がるかについて解説を進めていきます。

自動車盗難などの発生件数を知る

警察庁が公開している「自動車盗難等の発生状況について」によると、自動車盗難の認知件数は、平成15年(6万4,223件)のピーク時以降、減少傾向にあり、平成28年は1万1,655件とピーク時の5分の1以下にまで減少しています。

また、自動車盗難の検挙件数については、平成17年(1万4,898件)以降、減少傾向にありますが、一方で、検挙率については、平成28年は49.0パーセントになっており、約半数が検挙されています。

出典 警察庁 生活安全企画課 自動車盗難等の発生状況についてより引用

上記の統計データより、少なくとも自動車盗難にかかるリスクは減少傾向にあると見ることができますが、これは全国的な統計データであることから、自動車盗難にかかる対策と致しましては、どの都道府県が、どの程度、自動車盗難が発生しているのか確認しておくことも必要です。

自動車盗難件数が多い都道府県

自動車盗難には、車両本体を盗難するものから車内の物を盗難する車上荒らしなど、様々な盗難があり、盗難の種類によって発生件数が多い都道府県が異なる統計データとなっています。

車両本体の盗難が多い都道府県


出典 日本損害保険協会 2017年度 自動車盗難事故実態調査 結果報告より引用

車上ねらい(車上荒らし)が多い都道府県


出典 日本損害保険協会 2017年度 自動車盗難事故実態調査 結果報告より引用

車両本体の盗難や車上ねらい(車上荒らし)による盗難発生が多い都道府県を見ますと、関東の首都圏をはじめ、政令指定都市などの大きな県が多いといった統計結果になっていることが確認できます。

自動車関連の盗難件数自体は、減少傾向にあるものの、お住いの地域や保有している車種によって、自動車盗難にかかる補償のニーズに大きな違いが生じると言えるでしょう。

自動車盗難件数が多い車種

2017年度における自動車盗難件数が多い車種は、「プリウス」「ランドクルーザー」「ハイエース」がベスト3を占めており、2015年から2017年までの3年間において、これら3車種のベスト3は変わらない特徴が見て取れます。

出典 日本損害保険協会 第19回自動車盗難事故実態調査結果発表より引用

これら3車種の特徴は、海外で人気のある車種であることがあげられ、盗難された後に不正に解体され、海外へ輸出されるといった流れがあることから、盗難発生が多い都道府県にお住いの方で、かつ、これらの車種を保有している方にとってみますと、特に注意が必要であるのと同時に、盗難対策を確実に取っておく必要があると言えるでしょう。

盗難まで補償される自動車保険の入り方

これまで、自動車盗難などの発生件数、自動車盗難件数が多い都道府県、自動車盗難件数が多い車種について紹介をさせていただきましたが、ここからは、本記事の本題にあたる「盗難まで補償される自動車保険の入り方」について解説を進めていきます。

冒頭でもすでにお伝えしましたように、自動車の盗難を補償してもらうためには、以下、3つの条件をすべて満たしている必要があります。

  • 任意加入の自動車保険に加入していること
  • オプション加入となる車両保険に加入していること
  • 車両保険で盗難が補償範囲に含まれていること

上記3つの条件をすべて満たしていなければ、自動車盗難による補償がなされることはありませんので、自動車盗難が心配な方や補償を確実に確保しておきたいとお考えの方は、これらの条件がすべて満たされているのか再度確認するところから始めてみることをおすすめ致します。

盗難補償を付けることによって保険料はどの程度増加するのか

仮に、自動車保険の盗難補償を確保することによって、どの程度、保険料負担が増加してしまうのか気になる方も多いと思います。

そこで、参考情報となりますが、ここでは、トヨタプリウスに盗難補償を付けた場合と付けない場合における保険料負担の違いについて、簡単にシミュレーションして検証したものを紹介します。

なお、シミュレーションにおける前提条件は、以下の通りです。

  • 保険会社は、セゾン自動車火災保険とします
  • 自動車保険等級は、20等級とします
  • 事故歴は、なしとします
  • 車種は、トヨタプリウス(型式ZVW55)とします
  • 走行距離は、5000km~10000km以下とします
  • 免許の色は、ゴールドとします
  • 使用目的は、通勤用とします
  • お住いの都道府県は、大阪府とします
  • 運転者は、本人のみ限定とします
  • 自動車保険は、30歳以上補償とします

おとなの自動車保険 シミュレーションより引用

上記のイメージ図は、シミュレーション条件に基づいて筆者が試算した結果の内、盗難について補償される部分を抜粋したものになりますが、盗難補償を付けるのと付けないのでは、年間340円しか支払保険料が変わらないことが確認できます。

そのため、保険料負担が重くなるといったことはなく、誰でも迷うことなく選べる補償であることは確かです。

なお、今回のシミュレーションでは、盗難補償を付けることによってどの程度の差が生じるのかを比較する意味で紹介させていただきましたが、保険会社の中には、エコノミータイプと呼ばれる自動車保険があり、車両保険を契約した当初から盗難補償が付いているものもあります。

そのため、自動車保険に加入して車両保険に加入する場合は、どこまで補償がされるのか必ず確認しておくことを強く推奨致します。

まとめ

本記事では、警察庁や日本損害保険協会が公開している自動車盗難にかかる統計データを紹介しながら、盗難まで補償される自動車保険の入り方と保険料はどれぐらい上がるかについて解説を進めさせていただきました。

自動車保険における盗難補償は、全体的に見ると盗難件数、都道府県、車種によって大きな差が生じているため、需要全体を考えますと、極端に多いものとは言えません。

しかし、通常、自動車は、日常生活でも使用するものであるからこそ、盗難によって自動車が無くなってしまった時の精神的および経済的ダメージは計り知れないことを踏まえますと、数百円程度の負担で盗難補償が確保されるのであれば安いものです。

一見、無駄な補償に思えてしまう方が多いのも否めませんが、所有している車種やガレージの有無、イモビライザーの有無などによって、総合的に判断してみても良いでしょう。

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