任意保険料(自動車保険料)の相場【普通車の場合】

普通車(軽自動車以外)の任意保険料の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?一般的な補償内容を例にとり、年齢条件別に具体的な保険料を提示し解説しております!
任意保険料の相場【普通車の場合】
ここでは軽自動車以外の乗用車を普通車と呼びますが、普通車の場合の任意保険料はいくらぐらいが相場なのでしょうか?保険料は年齢条件や補償内容によっても異なりますが、下表の一般的な補償内容でみていきたいと思います。
上記はよくある一般的な任意保険例です。こちらの補償内容で実際の保険料は下表のようになります。【車種:プリウス、7等級、使用目的:通勤、使用者:家族限定】で見積もりをとっています。
年齢条件 | 年間保険料 |
---|---|
20歳以下 | 11,5214円 |
21~25歳以下 | 91,200円 |
26~29歳以下 | 71,385円 |
30~34歳以下 | 65,857円 |
35~49歳以下 | 61,301円 |
50~54歳以下 | 64,897円 |
55~59歳以下 | 69,885円 |
60~64歳以下 | 74,649円 |
65歳以上 | 78,520円 |
年齢別に普通車の保険料を見積もってみると、20歳以下が最も高いことがわかります。これは20歳以下の方の事故率が最も高いからで、年齢が進むにつれて保険料は段階的に安くなっていき、35~49歳以下の年齢が最も保険料が安くなります。
そして50歳を超えると逆に保険料が高くなっていきます。年齢を重ねるとどうしても咄嗟の判断力や動きが鈍くなってしまうため、事故率が上がるからです。
上記の結果から、普通車の場合の任意保険料の相場は"およそ6万円~12万円"であるということがいえます!
ちなみに上記の保険料を少しでも安くしたければ、車両保険を「一般タイプ」から「なし」にすることで、年間の保険料は2万円~5万円から節約できます。
しかし「なし」にすると自分の車への補償が全くなくなりますので、保険料は抑えながら自分の車への補償も欲しい方は「エコノミー+限定A」にすることをおすすめ致します。
車のタイプ別、自動車保険料の相場

上記ではプリウスの例で保険料の相場を見てみましたが、普通車枠では他にもコンパクトカー、ミニバン、SUV、セダン、輸入車、スポーツカーなど、さまざまなタイプがあります。
他のタイプの車の保険料の相場はどのぐらいのものなのか、車両保険を1番手厚い「一般タイプ」、自損事故と当て逃げを保証対象外にして安くした「エコノミータイプ」、「車両保険なし」の3パターンでそれぞれ見積もりをとってみました。
(車両保険について詳しくは:車両保険とは・車両保険は必要?不要?上がる保険料から考えよう!)
見積もり条件
対人・対物・人身傷害 | 無制限 | 年齢条件 | 26歳以上補償 |
---|---|---|---|
車両保険 | 一般・エコノミー・なしの内いずれか | 等級 | 9等級 |
車両保険(免責金額) | 1回目5万円/2回目10万円 | 使用条件 | 日常・レジャー |
想定車種
それぞれのタイプ別に売れ行きのよいものを選びました。
コンパクトカー | アクア | セダン | クラウン |
---|---|---|---|
ミニバン | ヴォクシー | 輸入車 | ゴルフ |
SUV | エクストレイル | スポーツカー | ロードスター |
見積もり結果
自動車保険比較サイトで見積もりをとって1番安いところを記載
タイプ | 車両保険(一般) | エコノミー | 車両保険なし |
---|---|---|---|
コンパクトカー | 73,980円 | 53,500円 | 38,790円 |
ミニバン | 85,432円 | 62,535円 | 45,985円 |
SUV | 103,251円 | 89,561円 | 69,851円 |
セダン | 91,200円 | 79,800円 | 62,350円 |
輸入車 | 98,584円 | 63,772円 | 39,652円 |
スポーツカー | 112,000円 | 98,200円 | 79,800円 |
参考:軽自動車は保険料が安い
まとめ
上記見積もり結果から、それぞれの車のタイプ別の保険料の相場をまとめました。年齢条件や車種によっても大きく異なりますので、あくまでも中間の相場です。
コンパクトカー | 4~10万円 | セダン | 5~12万円 |
---|---|---|---|
ミニバン | 5~11万円 | 輸入車 | 5~12万円 |
SUV | 6~12万円 | スポーツカー | 7~13万円 |
ただし注意したいのは、今回は26歳以上で9等級という条件でしたが、これよりも年齢条件が低いとより高くなりますし、等級が高いと安くなることもあります。また車種によっても大きく異なります。
あくまでも参考ですので、たしかな保険料を知りたい方は下の一括見積をとってみましょう!
文章はまだ続きますが、車の保険料が気になった方は先に一括見積しておくと読み終わったころに続々と保険料が送られてきます。お手元に車検証か保険証券のご準備を!入力はたったの5分程度です。
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普通車の場合、車両料率クラスによっても保険料は大きく変わる!

普通車の場合は軽自動車の場合と違って、「車両料率クラス」が適用されます。車両料率クラスというのは、車種の型式別に事故のリスクに応じた保険料を設定するしくみのことです。(※軽自動車の任意保険の等級と割引率)
例えばコンパクトカーであれば事故の際相手に与える損害が少ないですし、自分の車の損害も少ないことが考えられます。逆に高級スポーツカーであれば、事故の際相手に与える損害も大きく、自分の車の損害も大きくなることが予想されます。
この場合当然コンパクトカーの保険料は安くし、スポーツカーの保険料は高く設定します。これが車両料率クラスです。
今回例であげたのはトヨタのプリウスですが、車両料率クラスはプリウス(型式:ZVW30)で「対人4対物4傷害5車両5」となっています。※車両料率クラスは毎年見直されます。
数字は「1~9」まであり、数字が小さいほどリスクが小さいということで保険料は安くなります。反対に数字が大きいほどリスクが大きいということで保険料は高くなります。
プリウスは「対人4対物4傷害5車両5」ですから、ちょうどリスクは真ん中、保険料は標準的な例であると考えられます。
車両料率クラスは同じ車種でも型式(年式)によって変わってきますから、自分の車の任意保険料の相場を知りたければ、自動車保険一括比較!を使って実際に見積もりをとってみることが最良の方法です!
自動車保険料を相場よりも安くする方法

自動車の任意保険料の相場についてご紹介しましたが、「もっと安くなる方法はないの?」と思われた方も多いと思います。
自動車保険は、医療保険や生命保険などと違って掛け捨てが基本ですから、なるべく安く抑えられるに越したことはありません。
自動車保険を安くするには、まず「ダイレクト型(通販型)」の保険を選ぶ、という方法があります。ダイレクト型とは、主にインターネットや電話で申し込むタイプの保険です。
従来主流だった、ディーラーなどで契約する「代理店型」の自動車保険と比べて、中間コストをカットできる分、保険料は安く済みます。またインターネットから申し込むだけで10,000円安くなるなど、お得な割引が多い点も魅力です。
しかし最近はダイレクト型の保険商品もだいぶ増えてきたため、その中からどこを選ぶべきか、という問題も出てきます。そこでおすすめなのが、 自動車保険一括見積もりを利用することです。
一括見積もりサイトなら、必要最低限の項目を一度入力するだけで、ダイレクト型・代理店型のどちらも含めた複数の自動車保険の見積もりをとることができます。
同じ条件でもっとも保険料が安く済む商品がひと目でわかりますので、とても便利です。
また、自動車保険は「こまめに見直す」ことも節約のコツになります。保険料は年齢や運転者の範囲などによって変わりますし、どんどん新しい保険も出てくるため、できれば毎年の更新のタイミングで見積もりをとるのがおすすめです。
以前までは、同じ自動車保険にずっと加入していたほうが「継続割引」を受けられるのでお得、と考えられていましたが、最近は多くの保険会社が新規契約者を対象に大幅な割引を適用していることもあって、毎年保険を乗り換える人も増えています。
「自動車保険料を安く済ませたい!」という方は、まずは一括見積もりサイトを利用して、数社の見積もりをとることから始めてみてください。