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現役FPが教える自動車保険の見直しタイミングとは?

執筆者
佐藤 元宣 ファイナンシャルプランナー:佐藤 元宣
見直しタイミング

自動車保険の見直しタイミングと聞いても「それって何」と思われる人も多いでしょう。

今回、自動車保険の見直しタイミングについて記事を執筆するにあたり、さまざまなパターンについて調べたり考えたりしたところ、自動車保険の見直しタイミングは大きく3つのパターンにわけることができるという結論に至りました。

本記事では、3つの自動車保険見直しパターンを紹介し、さらにこれらのパターンを細かく状況別に解説していきたいと思います。

タイミングが遅くとも早くともこれを読んでいただくことで、自分に適した見直しタイミングをきっと見つけることができると考えます。

1.基本的な見直しパターン

はじめに、自動車保険の見直しタイミングにおける基本的な見直しパターンについて解説していきます。以下に紹介する2つのパターンが代表的なパターンとして挙げられます。

1-1. 契約更新時

自動車保険は1年更新がほとんどである場合が多く、保険の満期前になると保険会社からメールや葉書といった更新の案内が届くのが一般的です。この更新手続き前に、他の保険会社の自動車保険と比較検討するのが最も多い見直しパターンと言えるでしょう。

1-2. 新車買い替え・自動車買い替え

新車に自動車を買い替えたり、自動車を他の車に買い替えたりしたきっかけで自動車保険を新たに見直してみるのも自動車保険の見直しパターンと言えます。

自動車を買い替えることで既存の自動車保険の補償が無くなってしまうことはありませんが「必ず保険会社には買い替えた旨の連絡を忘れない」ようにしましょう。この届出を怠ってしまうことは、当然に自動車保険の補償が受けられない要因になるのは言うまでもありません。

自動車の買い替えに伴って、新たな保険会社の自動車保険を比較検討してみるのも王道見直しパターンと言えるでしょう。

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2. 保険料が変化するパターン

ここからは自動車保険料が変化するパターンを解説していきます。年数が経過することで自動車保険の見直しタイミングが訪れたり、環境や仕事の変化などでタイミングが訪れたりなど理由はさまざまです。

2-1. ゴールド免許取得時

自動車保険にはゴールド免許割引といった保険料割引制度があり、ほとんどの保険会社においてゴールド免許割引を適用しています。

ゴールド免許を取得するためには、長い期間の自動車運転において無事故・無違反であることが必要であるため、常に優良ドライバーを維持するのは大変です。

とはいえ、このような自動車保険料の割引特典が適用されるのは、まさに優良ドライバーであるがゆえの恩恵と言えますので、適用するのを忘れないようにしたいものです。

2-2. 年齢を重ねる(年齢条件を変更する)

自動車保険料は年齢を重ねることで安くなる誤解を持っている人もたまに見受けられますが、あくまでも自動車保険料が安くなる要因は、年齢を重ねることではなく補償される年齢条件を変更することにあります。以下の表をまずは参考までに目通ししてみてください。

年齢条件設定と保険料のイメージ図

年齢を問わず補償 21歳以上補償 26歳以上補償 30歳以上補償 35歳以上補償
100,000円 70,000円 50,000円 30,000円 15,000円

たとえば現在の年齢が26歳だったとします。この時、上記保険料の自動車保険に見直し加入する際に年齢条件設定しなければ、保険料が10万円になってしまいます。

しかしながら年齢条件設定を26歳以上補償へ年齢条件を変更することで保険料が半額の5万円で済むことになります。25歳や29歳といった年齢で、自動車保険の更新時にさらに年齢条件を絞り込めるのであれば忘れずに行っておきたいものです。

また、中高齢世代のみなさんの中には、若いうちからそのままの内容で自動車保険に加入されている人もおられるようです。

同サイト内に掲載されている中高齢者の人向けの記事も合わせて読んでいただきたいと考えますし、若年者のみなさまはご両親やおじいさん、おばあさんへ情報を提供してあげることもよいのではと考えます。(参考:シニア世代の自動車保険見直し

2-3. 生活環境が変化した

毎日の生活環境が変化することで自動車の運転時間や距離が増加したり減少したりといった変化が生じる場合もありえます。

たとえば、通勤・転勤・通学によって自動車を使わなくなった場合などは、自動車の使用用途を「通勤・通学用」から「日常・レジャー用」に変更したり、逆に運転時間や距離が増加する場合は、あらかじめ契約している保険会社にその旨を連絡しておくといった対策も必要になってきます。

3. 補償範囲を限定するパターン

最後は、補償範囲を限定するパターンを解説していきます。こちらについては時の経過と共に多くの人が見直しタイミングに出会うことと思います。

3-1. 家族環境が変化した

子どもが高校在学中に自動車免許を取得した場合、現在乗っている自動車を他の家族も共有する場合、結婚した場合など家族環境が変化することで自動車保険を見直すタイミングが訪れます。

当然のことですが、自動車保険を見直さないまま保険の対象外であった人が起こした自動車事故は絶対に補償されることはありません。

これらの環境変化による自動車保険の見直しは、契約している保険会社へ電話1本で対応してくれる場合がほとんどですので、あてはまるような事情が起きた時にはまずもって保険会社へ連絡するのを忘れないようにすることをおすすめします。

結婚前の自動車保険の見直しといった特殊な状況は、同サイト内に掲載されている記事がありますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。(参考:結婚する前に見直しておきたい自動車保険のポイント)

3-2. 車両保険のタイプや免責金額を変更する

自動車保険の保険料を決める大きな要因の1つが「車両保険」です。

車両保険は、自分の車への補償で、相手方から十分な補償がされない場合に車両保険をつけておけば、自分の保険で自分の車の修理費用等を賄うことができます。(ただし、車両保険を使用すると等級が3等級ダウンします。)

詳しくはこちら:車両保険(しゃりょうほけん)とは?種類と違い

車両保険には一般タイプ、エコノミータイプなどが選択でき、それぞれ補償範囲や保険料が異なります。

車両保険は必要?不要?上がる保険料から考えよう!で詳しく解説しておりますが、つける車両保険を一般タイプにするのかエコノミータイプにするのか、それともそもそも車両保険をつけないのかによっても、下表のように保険料にかなりの差が生まれます。

  一般タイプ エコノミータイプ+限定A 車両保険なし
軽自動車 60,270円 47,650円 31,440円
コンパクトカー 72,580円 53,300円 37,780円
セダン 93,590円 62,500円 37,890円
ミニバン 81,270円 55,240円 34,590円
ワゴン 101,500円 75,200円 38,590円
スポーツカー 112,000円 98,200円 79,800円

一般タイプは最も補償が手厚いですが、車両保険なしに比べるとおよそ2倍も保険料が変わってきます。それだけに慎重に検討する必要があります。

例えば、新車で購入したから購入後3年までは車両保険を一般タイプにしていたけれどその後はエコノミータイプに変更するとか、中古車で安かったから、そもそも車両保険はつけないなどの見直しが有効です。

また他にも、車両保険の免責金額を変更することでも保険料が変わってきます。

詳しくはこちら ⇒ 車両保険の「免責」の意味と保険料の変化

車両保険1つとっても、保険料を節約できる部分は大いにあります。

4. まとめ

今回は、自動車保険の見直しタイミングを大きく3つにわけてご紹介しました。以下に今回の自動車保険の見直しタイミングをまとめてみました。

見直しタイミング 状況
基本的な見直しパターン 契約更新時
新車買い替え・自動車買い替え
保険料が変化するパターン ゴールド免許取得時
年齢を重ねる(年齢条件を変更する)
生活環境が変化した
補償範囲を限定するパターン 家族環境が変化した
車両保険の内容を変更する

上記の自動車保険見直しタイミングは、あくまでも筆者が独自で調べたり考えたりしたものでありますが、自動車保険の見直しタイミングといった観点からは参考になると考えます。

自動車保険の更新前に都度、見直すことが望ましいですが、上記表の状況が訪れた時は優先的に自動車保険の見直しを意識するよう心がけてみましょう。

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