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走行距離が自動車保険料に与える影響

執筆者
佐藤 元宣 ファイナンシャルプランナー:佐藤 元宣
走行距離の影響

自動車保険料が決定される要素にはさまざまなものが関係しています。

たとえば「自動車保険等級」「補償内容」「走行距離」「補償される人」「補償される年齢」などがこれにあたります。

これらの要素が1つでも異なることによって自動車保険料は変化する要因になりますが、保険料の多少はそれぞれの要素によって大きく異なるといった特徴があります。

そこで今回は、これらの要素の中でも「走行距離」に焦点をあて、自動車保険料に与える影響を詳細に検証しご紹介していきたいと思います。

1. リスク細分化の意味を知るとわかりやすくなる

走行距離が自動車保険料に与える影響を検証する前に、ダイレクト自動車保険に多く採用されている「リスク細分化」の意味を知っていきましょう。

このリスク細分化とは、自動車保険金が支払われる条件を絞ることによって保険契約者と保険会社の双方が得をする仕組みのことをいいます。

たとえば、保険会社は多くの人から保険に加入してもらって、さらに保険加入している人が事故を起こさず、保険金を支払わなくて済むのであれば最も理想的です。

これは、保険契約者が保険会社と自動車保険の契約をするときに、自動車保険金がより支払われにくい契約であれば、その分、支払ってもらう保険料は少なくとも大丈夫ですといったことになります。

仮にAさんとBさんという夫婦がいて、1台の自動車を2人で共有していたとします。このとき、自動車事故を起こして保険金の支払われる契約が「Aさんだけの場合」と「AさんとBさんのどちらでも保険金が支払われる場合」では「Aさんだけの場合」の方が支払う保険料が安く済むという考え方がリスク細分化です。

これを今回検証する「走行距離」に置き換えて考えてみますと、一般に走行距離が短いほど、自動車事故を起こす危険度は低くなると考えることができます。

次項では、自動車保険を考える上で走行距離はどのように選ぶことができるのかを解説していきます。

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2. 自動車保険は走行距離を細かく選べる

ここからは、自動車保険の走行距離について解説していきます。前項でも解説しましたように、自動車保険の走行距離は、リスク細分化の1つであり走行距離が短いほど支払保険料が安くなるといった特徴があります。

保険会社によって走行距離の選べる範囲に違いがあるのですが、以下へその一例を示していきたいと思います。

自動車保険における選べる走行距離の一例

1年間の走行距離
1年間で3,000km以下 1年間で5,000km以下 1年間で7,000km以下 1年間で9,000km以下 1年間で11000km以下 1年間で16000km以下 無制限

上記例は7つの区分に走行距離が細かくわかれています。保険会社によって走行距離の区分が4つであったり「5,000kmから10,000kmまで」など距離の範囲が広かったりなど特徴がさまざまです。

次項では、走行距離が自動車保険料に与える検証結果をご紹介していきます。

3. 走行距離が自動車保険料に与える影響を実際に検証してみた

ここからは、走行距離が自動車保険料に与える影響を実際に検証していきます。自動車保険料見積もり条件は以下の表のとおりとし、ソニー損保ホームページのシミュレーションを基に作成したものを一例としてご紹介していきます。

自動車保険料見積もり条件
車種 トヨタ プリウス
年式 平成23年式
年齢 35歳
等級 20等級
免許 ゴールド
走行距離 7区分にわけて検証
車両保険などその他の補償 いっさい加味しません

上記表に掲載している自動車保険料の見積もり条件は、走行距離のみを変えて自動車保険料の違いを検証していきます。検証結果と支払保険料は、あくまでも目安であり参考価格です。

走行距離が自動車保険料に与える検証結果

1年間の走行距離
1年間で3,000km以下 1年間で5,000km以下 1年間で7,000km以下 1年間で9,000km以下 1年間で11000km以下 1年間で16000km以下 無制限
16,090円 16,970円 17,710円 19,130円 19,960円 23,310円 24,250円
基準価格 +880円 +1,620円 +3,040円 +3,870円 +7,220円 +8,160円

参考 ソニー損保ホームページより筆者シミュレーション

走行距離が自動車保険料に与える影響は、走行距離が長くなればなるほど支払保険料が多くなるといった予測できる検証結果であることがわかりました。

自動車の用途は人それぞれ異なりますが、1年間の走行距離と実際の走行距離に大幅な差が生じないように見積もって選ぶことが望ましいです。

基準価格との差額は、上記表の1年間で3,000km以下の16,090円を仮に基準価格とした場合、1年間で9,000km以下の保険料はさらに3,040円が多くかかるといったような見方になります。

人によって年間の走行距離は異なりますが、ソニー損保の場合ですと1年間の走行距離が11,000kmを超えると保険料の上昇が大きいといった特徴がみられます。

話は変わりますが、自動車保険の走行距離に関する疑問や不安で多いのは、契約した走行距離が超えてしまった場合です。

たとえば、当初1年間の走行距離が7,000km以下で契約していたものの、転職して職場の距離が今までに比べて遠くなってしまった場合や休日に遠出する機会が毎年に比べて多くなってしまった場合など偶発的な事象が絡んでしまう場合などがあげられます。

このような場合は、契約している保険会社へすみやかに連絡するようにしましょう。走行距離が当初の契約から越えている状態で自動車事故が起きてしまった場合に保険金が支払われない可能性が極めて高くなります。

あきらかに契約した当初の走行距離が超えると予測できる場合には、超える前に保険会社へ連絡しておくことを強くおすすめします。

4. まとめ

今回は、走行距離が自動車保険料に与える影響をご紹介しました。

解説文の中で、1年間の走行距離と実際の走行距離に大幅な差が生じないように見積もって選ぶことが望ましい旨を述べさせていただきましたが、明確な理由もない状況で契約当初から走行距離に大幅な違いがあった場合、そもそも当初の契約が「虚偽」とみられる可能性も否定できません。

自動車保険に加入しているのにも関わらず、有事のときに保険金が支払われないといったおかしな状況だけは必ず避けなければならないからこそ、走行距離に限らず、すべての補償を選ぶ際には正しく申告し選択することが大切なのです。

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